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シリーズ『ザ・動物検疫 ~ニッポンをめざして~』その1 

わたしは、日本完全帰国もそう遠くない話になってまいりましたので、そろそろうーちゃんの動物検疫の準備を、とおもいました。(35/100点・小学生並みの作文能力です)

検疫についての詳細は農林水産省動物検疫所ホームページをご覧になるがよいよ。けっこう細かくて頭が痛くなるのだ。

今回は「マイクロチップによる個体識別」「狂犬病の予防接種(1回目)」をしてもらうために、動物病院を訪れました。うーちゃんをキャリーケースに入れる為に高価なネコ缶で釣る作戦、前回まで成功していたのですが、今回は釣れませんでした。完全に、完全に読まれとる‥‥‥!!仕方がないので両手にミトンをはめて実力行使。うーちゃん、凄みの効いた声で恨みの言葉を吐き続けるも最終的には石になる。

動物病院では先客の小型犬さんが奥の部屋で鳴き喚いていました。うーちゃん、おねいを呪うことにする。とりあえず電波で呪い関係の情報を集める。

STEP1「マイクロチップによる個体識別」
これは意外に簡単でした。麻酔して手術して‥‥‥(((;°Д°)))等と想像していたので、多少ココロとフトコロに傷を負うことも覚悟していたのですが。大きめの注射のようなもので首の後ろにプスッとやって終了。これでマイクロチップとやらが埋め込まれて個体識別とやらが行なえるなんてスゴイですな!とは言え、うーちゃんにとってはかなりの衝撃だったことであろう‥‥‥。おねいを呪うことに決定。

STEP2「狂犬病の予防接種(1回目)」
マイクロチップ装着の流れで狂犬病ワクチンも。1日に2回も注射されて、うーちゃん涙目。おねいの洋服がぜーんぶ猫の毛だらけになるよう念入りに呪いをかける。

その後、ASL(Azienda Sanitaria Locale/保健所)宛に8ユーロを支払って、マイクロチップ装着と狂犬病ワクチンの証明書をもらいました。これで、晴れて「鈴木うに」として保健所に登録されます!

今後使うことになるであろうマイクロチップのバーコード。ここにうーちゃんの個人情報が!?
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証明書。うーちゃんの出生地は「バッティスティーニ町の路上」ということになったらしいよ。
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「な、なんですって!?ゆるせないわ!!アテクチほどやんごとなきネコはいなくてよ!!!」
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次回、証明書を持って保健所に赴き、猫用パスポート(!)を発行してもらいます。

《メモ》
マイクロチップ+狂犬病ワクチン「NOBITAC RABBIA」
合計 75,50ユーロ也
事前に聞いた話では「マイクロチップもワクチンも各40ユーロ」ということだったのですが、やや安く済みました。

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はあい。 

20080224010450
生きてまあす